何もしていないのに症状が出てくるのはなぜ?

時間をかけて出てくる症状と、急に出てくる症状

まず、症状とは体に何かしらの問題(変化)が起きたことにより発生します。なにも問題がないのに出ることはありません。
極端な言い方になりますが、急に体に問題が出るのは「ぶつけた」「捻った」「大きな負担がかかった」などの外傷のみです。(もしくは何か体に悪い物を食べたとか、虫に刺されたとか体の毒になる物とか火傷とかもありますが、当院の対応範囲外の話ですので割愛します。)

さて、この外傷は体の組織を壊すという問題が起きたために症状が出ます。足の骨を折ったのに痛みが出なくて普通に歩いていたら、治らないしどんどん悪化しますよね。つまり、症状は体の不具合を知らせ、これ以上ひどくしないための危険信号なのです。外傷はその瞬間に体を壊すのですぐに症状が出ます。

何もしていないのに出てきた症状

まず痛み・シビレ・コリハリなどを大枠で分けてみます。

痛み  ・・・症状箇所に炎症の問題
シビレ ・・・神経が引っ張られている
コリハリ・・・筋肉の疲労、鬱熱

などが考えられます。もちろん、それ以外の可能性もありますが、当院で見てきた症例でははこれらの問題が大半でした。先に述べた外傷は痛みがほとんどです。体を壊して炎症が起きます。
では、何もしてないのにこれらの症状が出るのはなぜでしょう。

それは「一回では体の組織を壊さない程度の負荷が、繰り返し与えられ積み重ねた結果」です。もしくは、微小に壊しているけど症状が出ない程度の負荷の繰り返しです。
人の体にはある程度の強度があり、ある程度まで負荷をかけても症状が出ないラインがあります。イメージとしては、正座の足のシビレ。正座した瞬間にはしびれないですよね?正座を長くしたらしびれてきます。

炎症・・・繰り返しの動作で摩擦し、炎症が起こる。例えばピッチャーが投げ続けて肩を痛めるようなもの。

神経の引っ張り・・・ずっと同じ姿勢でいることで、関節が固まり、その周囲の神経が引っ張られたままになってしまう。

筋肉の疲労・・・バランスの悪い姿勢を長く続けている。意外と気づかないうちに筋肉を使い続けていることがあります。

この様な積み重ねが各症状を出してしまいます。

急に症状が出たのではなく、限界まで問題を積み重ねた結果

「何もしてないのに急に痛くなった!」もしくは、「ここ数日で思い返しても思い当たりがないのに痛い!」と言われる方は多くいらっしゃいます。
ここからは人それぞれになりますが、症状が出ない程度の問題を古くから抱えていて、ちょっとしたきっかけで症状が出たという問題は多くあります。普段、ふつうに行っていた些細な動作がきっかけになることも。
まさに、水がいっぱい入ったコップに、一滴垂らしただけでコップから水があふれてしまう表面張力のようなものです。

改善に必要なのは「積み重ねを取り除くこと」

きっかけは些細な問題でも、すぐに解消されない場合が多くあります。時間をかけた積み重ねの問題で症状が出た場合、染みついた生活習慣や環境から改善する必要があります。
改善に時間がかかったり、問題点に気づかないことが多いので「痛み止め」や「シップ」などで症状を軽減することに目を向けがちですが、大元の問題を解消しないと症状が続いたり、問題が残ったままになってしまい将来悪化する可能性が出てきます。
将来の自分の健康の為にも、症状が出た場合生活習慣や環境を見直し、生涯の健康を考えるべきです。

当院は体の問題の修復と、過去の問題・現在の問題を探し、生活習慣や環境改善のお手伝いをします。

長く続く症状や原因不明の症状でお悩み、ぜひ一度ご相談下さい。

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